セレッソ観戦したよ
masmas


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1999年5月27日 セレッソ大阪 vs F川崎(最終節)
”Vに向けてまっしぐら”
こんな言葉は所詮は無理なこと。セレッソは未知の領域に達したのである。この経験はこれから成長する種、
なのである。

開始1時間前だというのに超満員。こんなににぎわったのは初めてなのではなかろうか。パンフレットに森島の
インタビューで「応援がたくさん欲しい。最後はその1押しが必要になる」と書いているが、実はここに困った
問題が出てくる。たくさんの応援、そう、今まで彼らが経験したことにないものが両肩に重くのしかかってくるもの
である。これが一番の懸念材料であった。選手も監督もきっと心の奥底で感じていたに違いない。

前半はまったくコンビネーションがちぐはぐである。明らかに足が動いていない。いつもならこのスペースに
誰かが走り込んでいるのに。。。そんな場面が多々あった。
そして後半。まず1失点。やはり悪い予感は的中した。その後徐々に動き出す。スロースタート。あまりにも
スローすぎた。これが後々影響してくるのである。

そして押し込み、押され込み合いが続く。興津を上村に変え2トップに。この策が功を奏する。緊張を解くかのような
西澤のゴール!これはいい時間帯でベスト。その後さらに動きを増すセレッソ11。チャンスが幾度もやってくる。
ことごとく外すが、これはいつものこと。いつかは誰かが、という期待が膨らむ。
ゴール前であともう少し!本当にあとちょっとでゴールフォルダーに入れることができる!こんなことが数回。
すると西澤OUT、ペリクリスIN。???ペリクリスが前をはっている。かなり異常な事態である。彼は
DFである。副島監督が大声で指図している。やはりか!実は左の鈴木を前に出し、ペリクリスを右のDFに
したかったのである(多分ね)。それが伝わるまでかなりのロス。

そして延長戦。分厚い攻撃でなんとかチャンスを得るが、ことごとく弾き返される。その分カウンターのF川崎に
何度も襲われることになる。

延長戦の後半。かなりセレッソは前のめり。結構やばいのではないか、と思った瞬間であった。ゴール前のセンタリング
に合わせられた。

終わった。倒れ込むセレッソ11。客席の誰もが呆然とした。空白。悲劇の出来事であった。

まあ負けたとはいえ、この経験を2ndステージに活かせてほしいものであるな、ホント。
アッキーは日本一になるまでオランダはお預け。

しかしチョーくやしぃ!!!

uniform  full stadium
   オレもついにユニフォームで               ちょっと〜、満員すぎ〜 


セレッソ大阪 1 ー 2 F川崎

moriwaki@osk.3web.ne.jp